(2008/2/18 12:00撮影)
#055で紹介した、近々改築予定の真壁中央公民館エントランス脇
にある石灯ろう。
実はこれ、ずっと世界的に有名な彫刻家イサムノグチの石彫作品だ
と言われてきました。
その割にはご覧のように粗末にされており、殆ど氏の作品であるこ
とを知る人もおらず、もったいないなぁと思っていたのですが…
なんと、今年の3月4日に米国ニューヨークにあるイサムノグチ財団
の学芸員が来日し、真壁に現地調査に訪れたのです。
財団の学芸員はこの作品の真贋についてというよりは、60年代の
真壁におけるイサムノグチの足跡確認が主目的で、イサムノグチが
真壁を訪れ、この地の御影石に強い関心を示していたことがわかり、
それなりの成果を得て帰られたそうです。
しかし、作品の真偽の程は…???
と思っていたら、同月この報道を知った地元の石工が「私が作りま
した」と名乗り出、これがイサムノグチの作品でないことが確認され
たそうです。
残念。
詳しくは常陽新聞「HEADLINE NEWS」をどうぞ。
投稿者:番長さん
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