(07/11/26 10:17撮影)
親子二代・・・いや、三代にわたってお世話になった人も多いんじゃ
ないでしょうか。
岩瀬駅前の駄菓子屋「福島屋」さん。
純然たる駄菓子屋さんです。
先代のおばあちゃんは目が見えなくなっても、子どもに「50円玉
かな?」と確認しながらお釣りを渡していたっけ。
カレーせんべい、あんこ玉、ラムネ、当て袋……etc.
このお店での思い出を書き出したら、何日もかかってしまいそうな
ほど、私にとっては思い出のたくさん詰まった場所です。
しかし、子ども達の遊び方やライフスタイルが大きく変化した昨今、
駄菓子もこぎれいなデパートで買えるようになったり、銀玉鉄砲
やベーゴマ、ビー玉、メンコ等々の遊びも失われ・・・
品揃えも大きく変わることなく、二代目のおばちゃんが先日まで
頑張って営業しておられましたが、跡継ぎもなく、旦那様が亡くな
られたのを機にとうとう閉店となりました。
そもそも10円、20円の商品が主体の店ですから、大した儲けが
期待できるものでないことは想像に難くなく、子ども達の笑顔を
見ることに喜びを抱くような、半分ボランティアに近い商売だった
のではないでしょうか。
そう思うと、自然に「長い間ありがとうございました」という気持ち
が湧いてきます。
(駅前開発などもあり)ここ数年の間でもかなりのお店が姿を消し
ていった岩瀬地区ですが、そんな中でも私にとって一番悲しい
出来事でした。
所在地は岩瀬地区(東区)
※近々きちんとした写真を撮ろうと思っていた矢先に閉店のニュ
ースを聞きました。
店内の雰囲気や品揃えが記録できなかったことが心残りです。
投稿者:番長さん
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